2021年3月26日付 繊維ニュースに掲載していただきました。
以下、繊維ニュースより転載。
シルクを主に天然繊維を扱う長谷川商店(愛知県一宮市)の製品販売戦略の進化が続く。
自社サイトでのネット通販やクラウドファンディング(CF)に加え実店舗の販売も強化。
天然繊維の良さを消費者に直接訴求しつつ企業間取引(B2B)にも生かす。
製品の販売を開始したのは、2016年8月ごろからでベーシックなインナー服飾雑貨を中心に徐々に品種を増やした。
大きな転機は昨年2月ごろでマスクが不足した時期にマスクキットの販売を始めたところ大ヒットとなった。
その後、自社ホールガーメント編み機で生産した3D構造のマスクをはじめ品種を増加。
冬にはネックウォーマーも商品化し販売好調。
天然繊維の良さを感じやすい顔回りの服飾雑貨でヒット商品を次々に生み出した。
販売手法も多様化した。自社ECの運営も改善を続けながら充実を図る。
CFも複数回出品済み。百貨店の期間限定店舗の出展機会も増加。
本社に設けた販売店舗「ショップハセガワ」も増床し専任の販売スタッフが定着した。
今後も製品販売戦略の強化を図り、成功事例をB2Bにも用いる。