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繊維ニュース 掲載

繊維ニュース 掲載

2026.1.5 付 繊維ニュースに掲載していただきました。
以下、転載。

 

期間限定店で47都道府県制覇
シルクの良さと感動届ける

 自社シルク糸製インナーや服飾雑貨を、感動とともにこの手で全国の消費者に届けたい。シルク製原糸や編み地製造卸、長谷川商店の長谷川容子社長は47都道府県で期間限定店を開くことを決意した。その名も「 旅するシルク 」 。文字通り全国を駆け巡る旅が始まった。

 旅するシルクは、2023年5月、岐阜県を皮切りに始まり、25年10月、福井県でフィナーレを迎えた。今年、創業60周年を迎えたが、それに先駆けた記念事業を兼ねた。直営店で会えない消費者に、シルクの素晴らしさや職人の技術を知ってほしいという思いもあった。

 実施にあたり、夫である長谷川新吾副社長など幹部からの反対もあったが決意は揺るがなかった。2年5カ月かけて47都道府県で2~3日を会期とする期間限定店を開き、総移動距離は地球1周分に相当する4万kmに達した。約5千人を集客し、1万点の商品を販売した。

 商品は自社オリジナルシルク糸を使い、自社で保有する編み機で生産した。限定商品として、都道府県をイメージした色のシルク糸で編み立てたネックウォーマーをそろえた。筒状に編み立てた編み地を好きな長さにカットできる「 シルクフリーカットウォーマー 」も人気を博した。

 思い出に残るのは岐阜市での初開催だ。豪雨に見舞われ、つり銭や靴も忘れるという緊急事態が重なり、まさに最悪のスタート。宿泊先で涙に暮れたそうだ。靴は副社長が持ってきてくれた。翌日には「 乗り越えればいいだけ 」という前向きな思考に変わり、会期は無事に終了した。

 接客も12~13回目でようやく慣れてきた。副社長をはじめ、社員の協力もあり、新たな商品開発を含めた援護射撃もあった。45回目の長崎編では地元紙に折り込みチラシを入れて訴求した。

 シルクの良さを知る70〜80代女性を主要ターゲットに設定し、販売戦略を高めた。創業者で現相談役の長谷川勝氏が旭日単光章を受章したという説明も、反響が大きかった。この壮大かつ大胆な取り組みを終え、長谷川社長は「 たくさんの感動と触れ合いをいただき、私を成長させてくれた 」と振り返った。

 旅するシルクは終わっていない。2周目に突入し、岐阜県と兵庫県で開催済み。折り込みチラシでの訴求を強め、6日間の会期が基本で、完了までに約5年かかると予測する。

「 会社に座って、注文を待つだけの女じゃないですよ 」と話す、長谷川社長の新たな挑戦が始まった。

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