2024.11.1付 繊維ニュースに掲載していただきました。
以下、転載。
ファッション活性化へ
魅力ある生地提案
シルク使用の起毛編み地
シルク製を中心にした糸・編み地製造卸の長谷川商店は両面起毛を施した編み地を軸に紹介する。
シルク製やシルク・綿混で両面起毛した編み地を”シルクフリース”とし、アパレルや服飾雑貨向けに提案を強化している。これまでもアパレルで採用実績があり、着実に引き合いを増やす。今回展では2種類の起毛した編み地を主力に訴求を図る。
絹紡糸100％の編み地を起毛し、毛羽を刈りそろえるシャーリング加工を施したシルクフリースは落ち着きのある光沢感をもたらす。絹紡糸の風合いを残しつつ、起毛することで柔らかさやしなやかさが付与される。販売先の認知度も高まり、秋冬向け主力素材の一つとなった。
シルク55％・綿45％の編み地に両面起毛した”シルクコットンフリース”もそろう。シルクのしなやかさと、綿の自然な風合いを生かした編み地を新たに披露する。
いずれも備蓄する糸の色数から組み合わせが可能。単色使いでソリッドに仕上げた編み地と、複数の色をミックスしたメランジ調の編み地も生産できると言う。
