2024.5.1付 繊維ニュースに掲載していただきました。
以下、転載。
絹紡糸使い編み地披露
シルクなど天然繊維製の糸、編み地を製造販売する長谷川商店は、原料の調達からこだわった絹紡糸使いの編み地を披露する。
通年使用できる、定番性の高い編み地から2種類の天竺編み地を紹介。高級シルク原料のみを使用した絹紡糸にポリウレタンの伸縮性糸を交編したベア天竺の「ニュールナ」は素肌に優しくフィットする生地感を表現した。シルクならではの豊かな光沢を持つ。シルクの丸編み地にシルケット加工した「ニューグレース」も展開する。
絹紡糸をパイル編みし、両面起毛を施してフリースのように仕上げた「シルクフリース」も注目度が高い。生地表面に光沢感が残り、肌触りのしなやかさが際立つ。内外のアパレルにも引き合いがある、冬物向けを代表する編み地だ。
海外ハイメゾンや著名ブランド企業も顧客として持つ。国内外問わず、糸や編み地を披露する展示会に精力的に出展を続けるがPTJの出展は昨年に続いて3回目。編み地の生産背景が不安定な時期もあったが、近年では安定していると言う。
