2022年9月2日 繊研新聞に掲載していただきました。
以下、見出しと当社関係部分のみ転載。
体験型消費者イベント相次ぐ
消費者体験イベントを行う尾州の産地企業が増えている。内容は工場見学や自社製品の期間限定店、染色や手織りの体験などさまざま。産地企業はアパレル、小売店に続くサプライチェーンの中で、素材の加工やテキスタイル製造を担うため、消費者の目に触れる機会が少ない。このため、地元尾州地区の人たちも「何をしているのか知らない」ことが多い。イベントを通して一般消費者の知名度向上、自社製品の売り上げ拡大、地元企業との協働など新規事業につなげている。
シルクの長谷川商店が行うイベントは工場見学、子供向け・大人向けワークショップ、織物教室、夏休み自由研究お助け隊など。直営ショップ店員と総務など、約5人が担当。参加者目線で分かりやすく伝わる内容を徹底的に考えるため、「言語化するプロセスが私たち自身の成長につながる」という。イベントを通して参加者の高揚感が社員に伝わり、モチベーション向上や新商品開発につながっている。