2022年4月1日 繊維ニュースに掲載して頂きました。
以下転載。
糸の販売を継続強化する。編み地や製品の販売も増やしているが
「事業の根幹は糸にある」と捉えるためだ。
ウォッシャブルシルク糸や衣装糸などの拡販も目指すとし国内の各産地で
単独展の開催も検討している。
同社のウォッシャブルシルク「マーチン」(シルク100%)は分子レベルで
繊維をつないでいる(架橋処理)ため、手洗い30回でも白化が発生しにくい。
シルクに付加価値を付けたいという顧客が増え、引き合いが活性化している。
同社は、備蓄している豊富な色バリエーションや短納期対応で他社との差別化を図る。
そのほか、他社では真似できない特殊な撚糸も打ち出す。
「普通はしない」というリリヤーンとモールを融合した糸、備蓄している先染めシルクを
組み合わせた糸などを提供する。
同社は、2022年に9つの合同展に出展する予定のほか、東京展での単独展示会も開催する。
加えて、新潟、山形、大阪をはじめとする産地での開催も検討している。