2020年3月26日付 繊維ニュース 尾州産地総合に掲載して頂きました。
以下、繊維ニュース 尾州産地総合より転載。
高級糸の良さを製品で
シルクを主力に天然素材を扱う長谷川商店は高級糸訴求の一環として製品販売を強化する。消費者が天然繊維の肌触りの良さを体感する機会を創出。事業の周知広報と糸と生地販売の相乗効果も狙う。
オリジナル製品の展開は5年前から開始。ニット帽、スヌードといった雑貨や、インナーを自社と国内の協力工場で生産する。特に高級シルク糸使用のソックスやレギンス、シルクジャージーのマスクの販売が好調だ。
今後もネット通販サイト(EC)掲載やホームページの充実を図る。それに加えて会員制の情報サイト「ハセガワシルクメンバー」を開設し、百貨店出店やイベント告知を行う。3月16日から本社に「ハセガワショップ」を設け、一般客に販売も開始した。単独展示会は10月に行う予定だ。
同社はシルク、綿やウール、モヘアといった天然素材を扱い需要に合わせて小ロットから撚糸を行う。特にシルクは長繊維糸、絹紡糸、紬糸をそろえ、単糸で100番手、双糸は200番手以上を保有。豊富な種類と色数を備蓄する。